下水道管路施設から発生する臭気は、人々に不快感を与えるだけでなく、街のイメージを著しく損なう大きな要因となっています。このため、下水道の公営管理者は臭気対策の一つとして、臭気発生原因の多くを占めるビルビットの清掃ならびに改善指導を、ビル管理者・所有者に対して行ってきていますが、十分な理解と協力が得られていないのが実情です。
当社は「防臭リッド」により四半世紀にわたり、東京都23区内だけでも5万箇所以上の臭気苦情桝を解決してきた実績があります。そして設置後の実情および維持管理手法も熟知した独自のノウハウを活かし、「防臭王シリーズ」を新たに開発しました。地域住民のみならず、すべての来訪者の不快感を払拭し、より多くの人が心地よく集う快適な街へ。「防臭王シリーズ」があなたの街のイメージアップと活性化を力強くサポートします。お問い合わせは bshoshi@adachi-tokyo.co.jp までお待ちしております。
Topic1
飲食店の多い繁華街では、住民や歩行者から臭気の苦情が多く寄せられます。特に管理不十分なビルピットに貯留された汚水が排水された直後は、下水道管から周辺の雨水桝に硫化水素が漏れ出し、多くの人が鼻をふさぎ足早に立ち去る光景をよく目にします。このような状況が続くと、街のイメージが損なわれるばかりか、集客上のダメージにもつながりかねません。
平成18年7月発行の月刊下水道に掲載された調査レポートによれば、都内有数の繁華街であるJR池袋東口の一街区(約2ha)の雨水桝全部に「防臭王シリーズ」を設置したところ、下水臭の強さ及び発生頻度が大幅に改善されることが分かりました。雨水桝から漏れる硫化水素濃度もゼロになることが確認されました。こうした臭気苦情対策は人目に触れませんが、街のイメージアップをもたらし、街の活性化に寄与するものと考えられます。
Topic2
「防臭リッド」は、四半世紀前から各地で蚊やブヨの害虫防除に活用され、自治体の議会でも報告されてきました。以下に、害虫防除の例として、東京都葛飾区南水元において試みた「管路施設から居住地域への蚊の飛散防止策」の追跡調査を紹介します。
こうした調査結果によって、害虫防除の消毒と併用する「防臭リッド」の設置効果がはっきりと確認され、地域住民の方々からは「蚊を見かけることがほとんどなくなり、営業のために店の玄関を開け放しにしても安心」などと、多くの声が聞かれました。
Topic3
多くの商店街では雨水桝蓋の排水スリットが段差解消板や商品、立て看板などによって阻害され、道路排水に支障をきたしています。このため雨水桝の機能を汚水桝に代替させるため、住民が汚水桝の蓋をずらしている事例が多く見られ、下水道の公営管理者側の説明効果がなかなか現れないのが現状のようです。このように汚水桝の蓋がずらされますと、通行人が蓋につまずく怪我の発生や、汚水桝が原因の臭気苦情が寄せられ緊急出動する事例が後を絶ちません。当社はこうした状況を見据え、「防臭リッド」「防臭リッド薄型」の活用による汚水桝の蓋ずらし対策を提案しています。お問い合わせは bshoshi@adachi-tokyo.co.jp までお待ちしております。