100年以上の歴史がある足立建設工業には
親子や兄弟姉妹で働いている社員が何組もいます。
一緒に働こうと思った理由や、同じ会社で働くことの良さなど、
“受け継がれる想い”について対談を通して聞いてみました。

CONVERSATION 01

何社も建設会社を見てきましたが
足立以上の会社はありません。

私は20年以上土木業界にいまして、山や海に橋などと一通り経験した中で下水道の技術を深く学びたいと思い、足立建設工業に入りました。

僕は高校卒業後に魚の養殖を行う仕事に就いたのですが、厳しい職場で働き続けるのが難しく、辞めてアルバイトをしていたんです。次を探していたときに、父から足立に入るのはどうだと誘われて入社しました。

足立を勧めた理由は、実は私が入社後すぐ癌と脊髄の病気が見つかり、入院になってしまったんです。正直「もうここにはいられない」と思いましたが、上司に「何の心配もしないで治ることだけ考えて頑張ってこい!」と言ってもらえて。すごく感謝しているんです。退院して若干歩くのが困難になりましたが、工務という現場のサポート業務に復帰しました。私を適材適所に使ってくれて、何の不自由もなく子どもたちを養える場所を与えてくれて、こんなに社員を大事にする会社は無いぞと息子にも前から勧めていたんですよ。

骨をうずめてもいいぞとも言ってたね(笑)。でも父の影響で土木には興味がありました。父が別の会社にいるとき、トンネルを掘る機械の刃の一部を家に持ってきてくれたことがあって、「すごい!でっけぇ!」と小学生の僕はテンション上がりっぱなし。土木のスケールの大きな仕事にロマンを感じたんですよね。

CONVERSATION 02

社員同士の距離が近くて
何でも相談しやすいですね。

入社前は正直、土木も厳しい職場なのかなというイメージがありました。でもそんなことはなく、先輩と後輩の距離が良い意味ですごく近くて、居心地が良い環境です。同じ部署ならまだしも、別の部署の先輩が「なんかしんどいことないか~」と声をかけてくれるんです。自分より歳が上の人にこちらから話しかけるのは少し勇気が要りますよね。でも本当に皆さん気軽に接してくれて働きやすいなと感じます。

キャラの強い人がたくさんいて楽しい職場だよな(笑)。私が足立の好きなところは、「一緒にやろう」と言うとみんな結束して動いてくれて、「助けて欲しい」と言うと誰かが力になってくれるんですよ。相談すると必ず助けてくれる。それは絶対ですね。

入社したての頃は僕も先輩に色々助けてもらっていました。もちろん父が先に働いていたので、家で仕事の相談をすることも。施工管理の仕事の準備や、効率の良い進め方など、そのアドバイスは役に立ったかな。

最初は周りに迷惑をかけていないか心配で仕事にならなかった(笑)。直属の部下ではないので、家に帰って「あれは違うんじゃないか」と注意したり、時には厳しく言ったりもするんですけど、早く一人前になって欲しいなと。今は少し大人になったような気もしますが、まだまだです。

CONVERSATION 03

周りをまとめるリーダー。
そんな父の背中を追いかけます。

これから経験を重ねて、独り立ちすることが今の目標ですね。まだまだ全然できてませんが、早く一人前になりたいです。それこそ今の父親が追いかけたい背中なので、少しでもその背中に近づけるように頑張りたいと思います。

建設業は全体的に、若い子が途中で辞めてしまうことが多い職種だと思います。だからこそ私は足立で現場のフォローを頑張っていきたいんですね。創意と工夫で、現場の負担を減らしてあげられるようなことをやっていきたい。今の自分ができることはそれしかないです。そうして現場の人たちから「助かったよ」「ありがとう」と声が聞けるようになれば良いなと思います。

会社での父は、家での父と違うんですよ(笑)。家では週末によく山や川へ連れていってくれる、家族思いのやさしい父親というイメージでした。でも会社での父は、先輩に聞いたのですけど、周りを引っ張っていくリーダーシップの人だと聞いて驚きました。他にも父の良いところをたくさん聞くんです。「そんなにすごかったの!?」と驚きましたし、カッコいいところに憧れます。

現場は一人で段取りからすべてができて一人前だからね。言われたことばかりではなく、自分から「これやります」「あれやります」と相手に信頼できると思ってもらえるような行動を取って、頑張って欲しいなと思います。

03 Staff

TOKYO
UNDERGROUND
DIVER

Recruit 採用情報